記録に残そうと思いながらも約1年半以上経過してしまったので、うる覚えで書いているということをふまえて読んでいただければと思います。
えんばん
ちなみに歩いてた時あたちは、お腹の中だね。ところでなんで歩いたの?
おっとと
えんばん
おっとと
東海道のスタート地点は日本橋
3月3日、遂にこの日がやってきました。
前日は興奮して眠れず朝5時にシャワーを浴びてスタート地点の日本橋へ電車で向かいました。
正直、高校卒業後から約数十年東京近郊に住んでいましたが初めて日本橋は初めて訪れました。
「ここが俺の人生を変える場所か」と世界一周でもするかのような雰囲気を醸し出し日本橋の排気ガスの空気を味わいました。
ちなみに、この歴史的瞬間の証人になってもらうために賄賂(スタバのコーヒー)を奢ると言って3名の暇人にも集まってもらいました。
無償で朝っぱらから応援に来てくれる知人など私には存在しない。
京都まで歩くと宣言したら親戚の方より銭湯代1万が送られてきましたが、その1万円を銭湯代ではなく自宅の電気代に当てたことをこの場を借りて謝罪したいと思います。
そうこうしている間に出発の8時30分。
3人に見送られ、もう
「俺は君たちとは生きてる世界が違うんだぜ」
なんて思ったかは忘れましたが颯爽と銀座の街をジャージ姿で歩き始めました。
まずは1番目の宿「品川宿」を目指します。
日本橋から品川宿まで
大きなリュックにジャージ姿。
最先端のジャージスタイルで銀座の街を歩いたのは本当に良い思い出です。
アップル、かに道楽を通り過ぎ。
新橋?の高架下を通り東京タワーにお別れの挨拶もしました。
品川まで3キロ!ただ、横浜まで27キロ(果てしない)
詳細な時間を全く覚えていませんが10時30分〜11時頃に品川駅周辺に到着しました。
トイレに行きたくなり品川プリンスホテルのトイレで用を足し、コンビニでおにぎりを購入し、一人寂しくベンチでおにぎりを食べたことだけは鮮明に覚えています。
暗い道を歩きたくないと思ったので、先を急ぎます。
最低でも横浜まではたどり着かなくてはなりません。
1番目の宿「品川宿」を一瞬で通りすぎ(もっとゆっくり観光したかった、、、いつかリベンジ)
しながわ水族館もチラ見くらいで通りすぎ、2番目の宿「川崎宿」を目指し、ひたすら歩きます。とにかく歩きます。
ただ、すでに足が痛かった記憶があります。普段運動してないからな・・・
「あんなに張り切って出発したのに・・・都内でリタイアはしたくない。」
そう思いながら歩いていると見えてきたのは、京急蒲田駅。
そして多摩川、新六郷橋(当時は六郷の渡し)、さらにこの標識。
「すごく順調。京都までって実はめちゃくちゃ楽に行けちゃうんじゃないか」
と思っていた当時の自分を殴りたくなりました。
そうです、、、足裏に豆ができて地獄を見たのです。
新六郷橋を渡りきり、神奈川県川崎市へ!
川崎宿から神奈川宿・横浜みなとみらいまで
川崎宿を通り過ぎ、川崎駅前へ向かいます。
無性にラーメンが食べたくなったので天下一品で遅めの昼ごはんを食べて歩き旅再スタート。
(やっぱり天一はうまいな。たまに食べたくなるのよ。あのドロドロ)
おっとと
辺りが暗くなる17時前後には横浜へ辿り着きたかったので寄り道もせず黙々と歩きます。
横浜駅が見えてきました。本来であれば、ここから4番目の宿である保土ヶ谷宿方面へ歩き宿泊する方が無駄に歩かなくて済むのだが何を思ったのかみなとみらいへ歩き始めました。
足の裏に激痛がはしります。ランドマークタワーが近くに見えるのに、一向に到着しません。
やっとのおもいで到着したランドマークタワー。家族連れやカップルが休日を楽しんでいました。その光景に、1日も経たずに心がポキッと折れそうになりましたが500キロの先に何かもっと違う世界が見えるに違いないと妄想しモチベーションを保ちました。
みなとみらいの遊園地のベンチで休憩し、今夜宿泊する場所を探しました。
本来ならば漫画喫茶・ネットカフェで過ごそうと思ったが自分に甘いのでホテルに宿泊することにしました。
楽天トラベルアプリを駆使し、一番安いホテルを探し予約。ホテルへ向かい激動の1日が終わりました。
この日歩いた距離は32.08キロです。果たして本当に京都まで辿り着けるのか急に心配になってきました。なぜなら、両足の裏に巨大なマメが3つも出現していたからです。激痛の原因は巨大なマメ。1日目で足裏が崩壊・・・・
「明日は平塚まで絶対に行きたい。」
そう思いながら目を閉じました。
おっとと
本日のまとめ
1日目の道のり
歩いた距離:約32キロ
消費カロリー:約1933キロ
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