東海道歩き旅8日目「富士市〜江尻」

東海道歩き旅

記録に残そうと思いながらも約1年半以上経過してしまったので、うる覚えで書いているということをふまえて読んでいただければと思います。

えんばん

歩き旅も8日目だね。引き続き足は痛いですね。痛み止めを飲みながら歩いてる状況です。
大丈夫なんでちゅか。

おっとと

えんばん

さすがに静岡まで来て、リタイヤしますって恥ずかしいな。
大丈夫。リタイヤしようが、しまいが、誰もえんばんに興味ないでちゅよ。さっ、8日目いってみまちょ。

おっとと

富士駅から薩埵峠まで

歩き旅も8日目に入りました。足の痛みは治りつつありますがやっぱり痛い・・・剣山の上を歩いているかのような激痛を感じる時があります。ここまで来たからにはリタイアするわけにはいきません。必ず京都・大阪まで歩ききりたいと強く思いました。人生を振り返ってみても特に人に自慢できるようなことはありませんし、何かを達成したことも記憶の限りではありません。この歩き旅を成功させて、一つのことをやり遂げたという証を作りたい・・・なんて思いながら新富士橋を渡りました。(この後、もっと長い橋が出てくるなんて思ってもいませんでした。)

なんやかんや新蒲原駅へ到着です。蒲原のお隣「由比」はさくらえびが有名のようです。今日はさくらえびを堪能したいと思います。

 

線路沿いをとにかく歩きつづけ、気がつけば由比桜エビ通りの看板が見えてきました。途中、ゆい桜えび館やいなばらいとツナでお馴染みのいなば食品がありました。

なんという事でしょう。ピンクのさくらエビ2匹のアーチが私のことをお出迎えしてくれました。「これから美味しく頂きます。」という熱い気持ちとともにアーチをくぐります。

色々と悩んだ末に、こちら「くらさわや 桜えび・磯料理」さんで桜えびを頂くことにしました。

奮発して御膳を注文しました。生桜えびに加え、桜えびのかき揚げ、さらにはお刺身、茶碗蒸しと至れり尽くせりです。生の桜えびを食べたのは初めてでしたが・・・口の中でエビの甘さが広がる、広がる。そしてかき揚げ・・・サクっ・・・じゅわっ・・・うまい!これまた桜エビの甘みが口に広がりました。かき揚げが重くなく、こりゃ何枚でも食べれちゃいますね。三島の鰻といい、由比の桜エビといい、静岡に入ってから贅沢をし過ぎているような気がしてなりません。

ずるい!ずるい!ずるいでちゅ!鰻に桜エビ・・・良いもの食べてまちゅね。あたちが大きくなったら絶対に連れてきてね。約束。やぶったら針千本でちゅからね。

おっとと

さあ、後半戦!薩埵峠へと向かいます。

薩埵峠から江尻(ちびまるこちゃんランド)

いらっしゃいませ「薩埵峠」の看板を発見しました。桜えびを食べた自分ならば1.3キロなんて朝飯前です。

みかん畑が続きます。このあと、なぜか道に迷ってしまい30分くらい山道を行ったり来たりしてしまいました。間違ったまま歩き続けていたら一体どこにたどり着いていたのか。途中で気が付いて本当に良かったです。地図アプリを見ながら歩いていたのになんで間違えてしまったんだろうか。

目の前に駿河湾が広がります。海は良いな。地元には海がないので(出身地が絞られてしまう・・・・・)すごく海に憧れます。

「薩埵峠へ到着?ここで良いのかな・・・まあ看板あるから大丈夫か。」天気がよければ、ここから富士山が見えるのですが・・・・

あいにくこの日はくもり。目の前には分厚い雲が広がっておりました。晴れた日にもう一度来てみたい。そう思いながら写真を撮影しました。暗くなる前に清水駅前まで進みたいと思ったので直ぐに歩き出します。どうやら清水駅付近には「ちびまる子ちゃんランド」と呼ばれる、ちびまる子ちゃんの舞台を再現したミュージアムがあることがわかりました。ちびまる子ちゃんファンとしては絶対に行かなければ・・・

峠を一気に下って行きます。

なんでこの写真を撮ったんでしょう。

無事に清水駅前まで到着しました。さて、ここから「ちびまる子ちゃんランド」へ向かいます。ちょっと駅からは遠かった記憶があります。

「ちびまる子ちゃんランド」がある静岡市清水区のベイエリア「エスパルスドリームプラザ」へ到着しました。平日だから、空いていました。休日は家族連れやカップルで賑わうことが予想できるであろう観覧車が鎮座しておりました。

おなじみのキャラクター達が出迎えてくれました。入場料を払って中に入ります。友蔵のオブジェクトがあったり、教室や家や公園が再現されていたり、ちびまる子ちゃんの世界観を堪能することができました。「甘味処みつや」はお土産コーナーとして再現されていました。オープニングテーマ曲「ゆめいっぱい」を口ずさまないわけには行きません。声を出して歌っていると変質者扱いされてしまうので、心の中で歌わせてもらいました。

みんなの学校給食という、学校の給食をテーマにした食事処があり休憩がてら牛乳(ミルメーク)を飲みました。ミルメークって中学生振りです。当時、私が中学生の頃は牛乳が全然人気がなく残す人が多数存在していました。寒い冬にキンキンに冷えた牛乳飲むって辛いものがあります。ただ、このミルメークが出る日は違いました。

まず、誰も学校を休まない。さらには牛乳を残す人が存在しなかったのです。ミルメーク恐ろしや・・・こんなことなら毎日ミルメーク出せばいいのにと当時は思いましたが慣れは怖いものです。毎日ミルメークが給食に出るとなったら、ミルメーク慣れが起きてしまい牛乳を残すという現象が1ヶ月も経たずに起きることでしょう。

「数ヶ月に一回のご褒美」

だからこそ、ミルメークというのは輝いていられるんですね。揚げパンとミルメークが重なった給食の日は神でしたね。大人になってからミルメークを大人買いしたんですが、2日で飽きてしまい大量の在庫を抱えてしまいました。

東海道歩き旅が無事に成功するようにと、まる子ちゃんお守りを購入して本日の宿へ向かいました。ちびまる子ちゃんランドに来れてよかった。何よりホッコリしました。明日も早起きをして張り切って歩くぞと心に誓い、目を閉じました。

ちびまる子ちゃんランド行きたいでちゅ。絶対に連れて行って欲しい。約束。んで、ミルメークのみたいでちゅ。もうミルクは飽きまちた。赤ちゃん用のミルメークはないんでちゅか。

おっとと

本日の道のり

8日目の道のり

14
吉原宿
8日目のスタート地点
15
蒲原宿
15番目の宿
16
由比宿
16番目の宿
17
興津宿
17番目の宿
18
江尻宿
18番目の宿

1日の距離と消費カロリー

歩いた距離:約26.7キロ
消費カロリー:約2243キロ

8日目の宿泊先

清水グランドホテル(JR東海道線清水駅西or東出口→徒歩約10分またはタクシー約2分)へ宿泊。

2019年5月31日(金)閉店。

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